出産には体力が必要ですが、妊娠中は体力も落ちやすく腰痛、肩こりといったトラブルに見舞われることも多いものです。
ですから、安定期に入った妊婦さんはある程度身体を動かすことが必要になります。
マタニティフィットネスはそんな妊婦さんのために考え出された運動プログラムで、妊娠14週以降の安定期の妊婦さんが対象です。
無理なく身体を動かすことにより妊娠期の精神的安定と体重コントロール、スムーズな出産を目指します。
楽しみながら基礎代謝や免疫力をあげることができ、大きなおなかを支えるための筋肉を鍛えることで、肩こりや腰痛の軽減も可能です。マタニティフィットネスのプログラムはゆったりとした動きが中心なので運動が苦手な方も無理なく行うことができるでしょう。
マタニティフィットネスにはマタニティビクス、マタニティヨガ、マタニティスイミングなどがあり、病院やスポーツジムなどで実施しています。
動画やDVDなどを見ながら個人で行うこともできますが、グループレッスンの方が妊婦さん同士の繋がりができたり、指導者からの的確なアドバイスを受けたりすることができるなど、様々なメリットがあります。
妊娠中、妊婦さんは何かとストレスを感じることが多く、出産の不安などからうつ状態になってしまうこともあるかもしれません。そんな時にこそ、生活の中にマタニティフィットネスを取り入れて適度に身体を動かせば不安な気持ちも自然と解消され、ストレス発散にもなります。
また、マタニティフィットネスを通して妊婦さん同士のコミュニティができれば、友達づくりや情報交換の場がぐんと広がるでしょう。
出産後に体型が気になったら、次は赤ちゃんと一緒に楽しみながらできるフィットネスのベビーヨガなどに参加してみるのもおすすめです。ママ同士のコミュニティの中で、ママ友づくりや子育ての情報交換もできるでしょう。