毎日仕事をしているから運動は不要と考える人は多いですが、仕事と運動はまったくの別物です。
仕事でも身体は動かしますが、動かす部位が限定されることが多く、運動の代用にはなりません。
運動において大切なのは、全身をバランスよく動かすことです。そのためにはフィットネスを定期的に実践し、全身の筋力を向上させることがポイントです。
筋力が上がれば脂肪燃焼力が向上し、体脂肪を蓄えにくい身体になれます。
脂肪が増えすぎると生活習慣病のリスクを高め、体重が重たくなる分だけ関節に負担をかけるのです。さらに、フィットネスは心肺機能を向上させるので、身体が冷えやすい人、疲れやすい人、すぐに息切れする人などにも推奨されています。
フィットネスはトレーニングジムで行うのが一般的ですが、トレッドミルやエアロバイクなどのマシンを導入すれば自宅でも実践できます。
より効率的なフィットネスのためには、食事改善も並行しましょう。良質なたんぱく質を補給すれば、筋肉の原料を増やすことができます。
大豆などの豆類、鶏肉などは優れたたんぱく源となり、筋力を増やして脂肪を減らすために役立ちます。太りやすくて悩んでいる人の多くは、脂肪が多くて筋肉が少ない傾向があるので、筋肉の原料増加に最適です。
仕事が忙しい人であれば、フィットネスの頻度は週に1回でかまいません。
土日が休みという人であれば、土曜日に運動をして翌日はしっかりと身体を休ませ、出勤日に疲労が残らないようにするとよいでしょう。